☆ コンピュータ&プログラミング

嘗て,弁護士会の図書室の蔵書の管理用として,図書の貸出,返却,督促の管理をデータベース言語でプログラミングしたことなどもあって,私の趣味は,コンピュータやプログラミングだろうと言う知人もたくさんおりましたが大間違いです(笑)。こういう没趣味なものは余技の程度で十分でしょう。それに,今は,アナログ技術の時代でしょう?

公務員になる前は,上記のとおり,データベース言語を操って図書館用各種管理(FAXモデムを自動で操るとかも)ソフトを作ったり,Linaxサーバーを作ってPerlでサーバーのデータを検索させてクライアントで表示させるなどの試みもしましたが,この余技も人使いの荒い公務員生活を10年間もやっているうちに時代遅れになってしまいました。手作り感あふれた(笑)成田印旛法律事務所のサイトも私の自作ですが,もともと「インターネット?。塵芥が100万個集まっても塵芥だろう。」と傲慢なことを言ってhtml関係の技術は満足に勉強せず,趣味仲間から請われて,10数年前にそれ用のサイトをホームページビルダーで1度作ったくらいですので,事務所サイト作成も結構苦労しました。特に,cssファイルの文法がいまいち分からない,Perlの書き方もぽっと忘れてしまった,PHPって何,というていたらくです。

当サイト(スマホ&PC兼用のサイト)も WordPress と bizvektor のテーマを使用して作りました。すごく楽でいい,第一携帯端末用のサイトを別に作る必要が無いのがとても楽です。但し,WordPressのeditorは最低の出来です。verupごとにそれが酷くなるなんてなんでしょう。このブログの体裁がおかしいのはそのせいです(^^;)

☆ 音楽

この分野は,間違いなくおたくか廃人のレベルです(苦笑)。

楽器(ギター,横笛,縦笛)を演奏するのも,聞く(特に,BachとFaureのおたくです。)のも好きです。若い頃から,結構,いろいろなことに手を出し,また,いろいろな楽器を触りもしましたが,歳を重ねても変わらないのはこの趣味だけです。ギターは,13歳の頃から始めました。もともと,小学校に入る前からヴァイオリンを習わせてくれと母親にしつこく懇願していたような子供でしたが,「めったに駄々を捏ねない息子に強請られたが,その頃,ヴァイオリンを習わせようと思うと東京へやるしかなく,小さな息子を何時間もかけて東京へやるのは無理だと思って断念させた。」と一昔前の有様を死んだお袋様がよく言っていましたが,その頃からVnをやっていたなら,きっとこんなヤクザな仕事(笑)ではなく,どこか2流のオーケストラの第2ヴァイオリンピットの末席あたりにリストラにうち怯えつつ座りながらも,きっと美しい生活をしていたに違いないと思います(笑)。

music01

そんな下地から,ブラスバンド仲間に影響されて中学2年生の時から始めたギターは,いささか卑俗な楽器でないかという劣等感に苛まれながらもはまり,一時はプロを目指し暇なときは1日10時間も練習に励んでいたこともありましたが,大学生の頃,腕のよい若手ギタリストが多数輩出して,「あっ,オレの腕では到底追いつかんわ」と,遂に断念に至りました。

その後,大学2年生の頃に音楽への想いと切り離しがたい哀しいことがあったり,30代になってからはギターを弾いていると小さな邪魔者が這い這いしながら演奏の妨害をしに来ることなどもあってなかなか練習もおぼつかないありさまで,再開したのは30代半ばくらいでしたか。

img731 <可愛い邪魔者>

この十数年間のブランクの影響は大きく,例えば,早いパッセージでの右手の正確性が欠けていて,若い頃は,H.Villa-Lobosの練習曲1番をすらと弾きこなしていました(本当か)が,現在では時々ミスります(時々か?笑)。
今まで,いろいろな楽器をかじったあげく,この楽器に戻ってきましたが,この楽器は直接弦に触って音を出すという音色や音程を演奏者がコントロールできる旋律楽器であり,また,和声楽器でもあるので,一人で十分楽しめることと,いつの時代でもたくさんの作曲者が湧いてきて,「わお」と思う曲を書いてくれるというこの楽器の性格から,今ではつくづくこの楽器を選んでいて良かったと思っています。

現在(H28.6),良く弾いている曲(または弾けるような努力をしている曲)は以下のとおり。いずれも名曲又は弾いていて楽しい曲ばかりですが適当にゆっくりな曲ばかり(笑)。
なお,いずれも作曲者又は編曲者が現代人ですので,著作権の制約から,ここから皆様に私の演奏をお聴かせできないのが残念です,と言っておきましょう(笑)。

Eduardo Sainz de la Masa  Platero y yo Suite
William Croft原曲(但し,Purcell作とよく間違われる) Richard Yates(編曲)     Ground in C Minor
Nikita Koshkin Usher-Valse
Alexandre Tansman Passacaille
タンスマンは,極くオーソドックな古典的といっても良いくらいの名曲を何曲を書いていましたが,歳を経る毎に古き良き時代に遡っているようです。これなんか対位法を駆使した私好みの名曲ですが,トレモロ部の直後の早いパッセージ以降難曲です。残りの生涯かけても弾けないでしょう(苦笑)
Francis Kleynjans    Lamento
同          Tristesse
同         BarCarolles Op.60 No.1
Carlo Domeniconi Koyunbaba
Roland Dyens    Alba nera
Sergio Assad  Aquarelle

Jose Maria Gallardo del Rey
Calofornia Suite
1.Preludio
2.Allemande
3.Sarabande
4.Vals

このスペインの作曲者は,以上の曲を聴けばおわかりのとおり,しゃれた曲を作りますが,あまりに軽いので,一度弾けば「もー,いいや」で終わりになってしまいますが,珍しくちゃんと才能を発揮した曲↓を書きました。あまりに泥臭い4楽章を除けば(笑)。
            Pequeño Vals Vienes
            Pequeño Vals Vienes
            Jose Maria Gallardo del Rey
            但し,vn との二重奏ですからね。こんな曲を弾いてくれと言う演奏相手を探せません(笑)。それに結構難曲です。作曲者が指が痛いわという感じで手を振って疲労を取っているのが分かるでしょう。
            こちらの vn の方が腕前は上のようだが,guiter が物足りない。
            Polina Babushkina(violin)
            Gennady Babushkin(guiter)

Cadencia nº2 del Concierto De Toledo
Composer: José María Gallardo Del Rey
やっと彼も大人が聞ける曲を書き始めたかと思ったが,やはり後半が俗受けを狙いすぎ。

Claudio Decorti  Waves Dance

それと,これは内緒ですが,結構,Joao GilbertoのようなBossa Novaの弾き語りが巧い(本当か。笑)。Antônio Carlos Jobim の 半音階進行の名曲米1 Insensatez を Astrud Gilberto が低くハスキーで少し調子外れに歌うのに憑かれていたのは,ませガキの頃です(このLPを聞いていたのですから小6のころですね。^^。なお,この曲(Manha De Carnaval)の guiter 伴奏のアレンジは秀でておりこれだけのもはなかなかお目にかかれないことがお分かりですか。)。最近感心した歌姫のものもどうぞ。
Insensatesでは年齢相応に古い(笑)と言われかねないので,以下別稿へ。
米1 Preludio – Chopin / Insensatez – Tom Jobim
Insensatez が,ショパンの  Prelude Op. 28 No. 4 by Martha Argerich のなんちゃって変奏曲であることは有名で,また,Prelude Op. 28 No. 4 が Bach の平均律クラヴィーア曲集を範として作曲されていることも有名です。
最近発見した Chopin の名演奏はこれ。Daniil Trifonov なんかすごく変な指使いだが中身は非常に良い。

Insensatez の Piano編曲版
Insensatez のピアノ編曲版にすぐれたものが見当たらない。これもそこそこという感じだ。
Insensatezのpiano 編曲版
をさんざん探していて,最近ぶち当たったのがこれ
Timothy Gondola arr
ジャズタッチの変曲だが実にいいな(笑)。

☆ 園芸

実家に戻る前にいた自宅では,結構,庭が広かったので,園芸に精を出し,カレル・チャペックを気取って土いじりを繰り返していました。

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☆ 山登り

20代までは,北アルプスや南アルプスなど,結構,高い山や深い山に登りましたが,30代半ば以降は,温泉好きの友人たちと山登りを繰り返すようになり,ほとんどの東北の山≒温泉を巡ったあげくには,温泉(金曜夜)→山登り(土曜全日)→温泉(土曜夜)であったのが,土曜日の朝,誰かが「おい,(登らずに)下山先の温泉にタクシーで直行しようぜ。」と言うのを心待ちにするようなていたらくに(笑)。

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<朝日連峰>

☆ 料理

料理は,甲府に修習生として配属された後,はまりましたが,イタリアン,中華(四川),韓国,フレンチ,日本,無国籍料理の順で修練し混沌化しました(笑)。

まだまだ,あるんですが(笑),そのうち。