なんだか,最近の youtube を見ていると Monteverdi が大流行なのでしょうか?
確かに,「ニンフの嘆き」は名曲ですもんね。

Lamento della Ninfa

私も,通奏低音を guiter にアレンジして弾いてみました。但し,前奏部分はパス(笑)。通奏低音は4つの和音だけでできてますから「アレンジ」というほどのものでもない。4つの根音の和音を適当にアレンジして弾けば良い(笑)。
倍全音符や付点倍全音符が出てくる時代の楽譜↓ですが,リュートの伴奏(通奏低音)どおり1小節を2拍で歌えば簡単。

https://imslp.org/wiki/Lamento_della_ninfa%2C_SV_163_(Monteverdi%2C_Claudio)
但し,Canto がいない。情けない(笑)

もう,一曲

Sì dolce è’l tormento      かくも甘い苦悩が

chant も秀抜です(女性の名歌手の条件は,バストが大きく,口も大きいって知ってました?:笑)が,guiter のアレンジが良い。多分,この guiterist のアレンジではないかと。
と書きましたが,無知を晒してしまった。モンテベルディ本人の作曲です(笑)

歌詞は,

苦しみはとても甘い
それは私の心にある、
コンテンツを生きることができること
情けなく、心奪われる美しさで。
この地上の楽園で
虚栄心が育つ
そして敬虔さは薄れます:
それでも岩のように
プライドの波に逆らって
私の信仰は常にしっかりと保持されます。
偽りの希望
私から背を向け、
快楽も平和もない
私の上に降りて、
そして、私が崇拝する不浄な女性
私に安堵を与えない
彼女の好意:
無限の痛みの中で
さびしい希望の中で
私の信仰は生き続けます。
火と氷から
私には休息がありません
しかし、天国の門で
私は平和を見つけるでしょう…
致命的な打撃の場合
揺るぎない矢の
心に突き刺さった、
私の運命を覆す
死の矢によってもたらされた
心を癒します…
愛の炎なら
まだ感じたことがない
固い心で
それは私のものを盗んだ、
私が同情されないなら
残酷なサイレンで
それは私の魂を魅了しました:
そして、ある日、
苦しみと悔い改めに苦しみ、
彼女は私のためにため息をつきます。

というもので,モンテベルディノ時代であろうと何時の時代であろうと恋の悩みは同じようです(笑)。

Pur ti miro      まだ,なおも,君を
Elin Manahan Thomas & Robin Blaze
これは超有名ですよね。