□ バーニャカウダ ソースの秘訣
バーニャカウダなどというものは,もはや普通に食べられる料理だから格別なうんちくはたれない。
ただ,冬のものだという点を理解すればよろしい(ウホン)。
冬のものであるから野菜は当然根野菜が美味しい。
旬の夏野菜に使うのであれば,バーニャカウダソースを濃い目に作って,手にソースを取って野菜に薄く塗り,そのままオーブンで焼いた方が遙かに美味しい。焼き野菜である。
ソースの秘訣
誰です。スーパーで買うなどと言っているのは。
言うまでもなく,材料は,ニンニク,アンチョビ,オリーブオイルだが,
コツ
1)こつというほどものではないが,ニンニクを茹でる際は,牛乳のみでなく水で薄めた牛乳で茹でても問題はない。ニンニクのきつい匂いを押さえるだけだから。
2)オリーブオイルは生のままではいけない。
茹でたニンニクとアンチョビを潰したものにオリーブオイルを入れて茹でるのであるが,オイルの中で静かにフツフツとニンニクとアンチョビを茹でる感覚で良い。
できあがったソースを伸ばす際も生のオイルを使うだけではいけない。オイルを入れて十分加熱するのだ。
通ぶって,生のオリーブオイルは美味しいからなんにでも使えるなどと生のオリーブオイルまたは軽くこれを暖める程度でソースを作ってみるがいい。やってみるとすぐ分かる。
3)それとソースに少し牛乳を加えるとよい。
4)大量に作っておいてローソクの炎で少しずつソースを冷めないよう(フォンデュ鍋を使っても良い。)暖めて供すべきである。
以上終わり(笑)。