日陰つつじ
日陰で薄い金色に咲いているところは実に美しい。
しかし,こいつも枯らした(苦笑)
つつじと命名されているが実はシャクナゲである。葉を見ればすぐわかる。
いずれもツツジ科の植物であるが,ご存じの通り,シャクナゲは日が燦々と降り注ぐ酸性土壌にはびこる高山植物である。そして,霧などにより水気にいつも濡れているような環境にいながら根が常時水に溺れているような環境を嫌う。
そう,水はけの悪い関東ローム層に植えて,暑い夏を過ごさせていると,いくら日陰に植えて鹿沼土やピートモスをたっぷり土壌に混ぜても弱るのである。
多分,ツツジ系の木によくある根詰まりが原因だったのではないかと思う。
だんだん弱っていくのを見ているのはバラや牡丹に比較して誠に可哀想であった。