Luke Faulkner
新古典主義が続きます。
彼の経歴を調べるとかなりな秀才であることが分かった。
1991年にイギリスのシュロップシャー州で生まれ
チェサム音楽学校でピアノと作曲を学んだ後、オックスフォード大学のクライストチャーチに音楽を修めるための奨学金を得て入学した。
オックスフォード大学を優秀な成績で卒業した後、エディンバラ大学で教育を続け、映画の理学修士号(?)を取得した。2014年にクラスをトップで卒業した。
2017年、彼は王立音楽学校(FRSM)のフェローに優秀な成績で認められ、2018年には、前年に主に彼の作曲のためのYouTubeチャンネルを設立し、YouTubeオフィシャルアーティストになった。
というサイトの紹介を見つけた。
優れた編曲(ブラムスの項,Symphony No. 3,参照)を手がけているところをみると作曲者としても優れているのではないかとググってみると「新古典主義」というレッテルを貼られているが,なかかなよさげな曲を書いている。「優しさに溢れている」とか何かのコマーシャルの代名詞のような表現をしてみたが,流行るのはよく分かる。
The Wanderer という名で,ピアノ曲と弦の編曲を書いている。
☆ The Wanderer | PIANO & STRINGS
☆ The Wanderer | PIANO by Alex Krasnoskulov
評価はいろいろあろうが,わりと好きですね。その他も一渡り聴いてみた。うーん,同じですね。
これで止まっていけないな。ただのイージーリスニングムジーク止まりだ。
☆ Solitude
by Emma Arizza
これも以上に同じ傾向の曲だが。悪くない。癖になる曲というか。どこかの国の作曲者の「課題曲」のような。嵌まると抜けだしがたい(笑)。
Violinist はかなりな有名人らしい。イタリア人。弾いているのはクレモナ。確かに弱音時のかすれる音がなんとも素晴らしい。
久しぶりで横笛を出してみるか。
☆ The Path in the Woods
電子ピアノの音はいかさないが。悪くない。
☆ Equinox
悪くない。
☆ Bluebird
by Vesislava
ピアノとセロが奏でる幸せの青い鳥ですね。美しい旋律だな。どこまでいっても Faulkner 節が続くけれど(笑)。
セロ弾きはブルガリア人。童顔の佳人だからか,結構,ミーハーのファンが多いようです(笑)。この女流演奏家の左の運指を見ているとセロの運指のこつが分かる様な気がする。
背景はCGでしょうね。
また,以上を見ていると彼の商売上手なのも分かる。
☆ The Winter Wind セロ&ピアノ版
by Vesislava Todorova(Cello) なんと読むのかな。ヴェシスラヴァ・トドロワ?
3曲も自慢の曲を彼女と共演してますね。
☆ Gates of Avar
いや、四曲だ。
☆ French Cafe
うむ,五曲かな。童顔美女の音楽家が好みらしい(笑)。
☆ Rain Across the Mountain
うん,何曲共演してるんだ。
ルークもこの曲(The Winter Wind ピアノ曲)についてこう書いている。
This is among my favourites of my own compositions. It has elements of The Wanderer, Through the Grey Mists, and Daydreaming – so it’s a tad melancholy…
I released the cello arrangement (played beautifully by Vesislava) back in October and this is the original piano version released for the first time. I hope you enjoy it!
でも、彼女の演奏が美しい。指が回るとかの旨さではない。
ググってみると彼女自身作曲家なんですね。驚いた。彼女の曲を詳しくは聞いていないが。
正体不明(笑)。彼女のサイトは柔らかい曲ばかりですね。
ルークのお気に入りか。優れた音楽家に対するものだけではない気持ちがあるような。彼の気持ちの傾斜が現れている。とか仲人おばさん的感想を(笑)
☆ Valse Bohémienne
気がついたことがある。
作曲者はピアノの一流演奏家になれるほどにはピアノの演奏技術に長けていない。
それでピニアニスティックな曲が書けないんだ。邪推です(笑)。
まあ,いいじゃないか。これだけの曲が書けるなら。
☆ The Winter Wind
これは中々良いな。
☆ Through the Grey Mists
ふむ, Am の曲か。なんとか頑張れば, guiter 用に編曲できるかな。楽譜は 3$ 足らずだし。この辺も商売のうまさを感ずる(笑)。
☆ Dance of the Shadows
少ーしフォークナー節を変えてきたかな(笑)
☆ Valse Bohémienne
悪くない。
☆ Dream II
しかしてこのピアノの音はなんだろう。電子音を加工している?
☆ Prelude, Op. 6/1 | BORTKIEWICZ
おっと、ボルトキエビッチを演奏しているね。私と同じくよい趣味をしている(笑)。
☆ Tapestries
これも不思議な音だ。
☆ Romance
この程度の曲なら書けて、弾けるらしい(笑)。
☆ EXODUS
これは良いな。
☆ Einaudi’s Experience (if written in 1790)
この曲の作曲者 Ludovico Einaudi は,映画音楽ではかなり有名らしい。
wiki によれば,トリノ生まれのイタリア人作曲家。ミラノ音楽院にてクラシック音楽を学ぶ。旧来のクラシックにポップスやワールドミュージックなどの新要素を取り込んだ作風が特徴。映画やドラマだけでなくコマーシャル等にも多数の楽曲を提供している。
とのこと。
知らなかった。まあ,一曲聴けばいいかな(笑)
もうちょとましな楽器で弾いた演奏がこれ↓
☆ by Nick Maw