Paula Morelenbaum

Paula 姉さんを別項にしました。
ボサノバでない曲も多数含んでいます。

正当なボサノバ最後の燭光か。
いいな。ボサの歌姫。ボサノバ最後の一人か。

Paula Morelenbaum
でも,こっち↑の方がボサノバの正当な承継者のような感じがすると書きましたが,
Paula (1962年生)は,夫のジャック・モレレンバウムと、1984年から1994年までアントニオ・カルロス・ジョビンとツアーを行ったバンドに所属していたとのことだから承継者ではなくずぶずぶのボサの当事者か。どうりで乗りが違う。中古しかなかったが彼女のCDを手に入れた。 youtube up の際,大分音質を落としていたことが分かる。少々バックが鬱陶しいところがあるがお勧めである。あまりに up がみすぼらしい(音が途切れているところもある)ので同じ音源と思われる違うサイトに取り替えました。おや,CD にも音が抜けていますね。呆れた(笑)。但し、アレンジャーが意図的にしていると Paula が言っている。正統なボサも狂気を想わせる退廃期に入ったか。

Primavera
by Carlos Lyra
Paula の演奏でもう一曲
作曲者の演奏を聴くとだいぶゆっくりと演奏しているし,他の歌手もこの曲はゆったりと歌う者がほとんどであるが,これは Paula のセンスの方が快い。

Paula の演奏で更にもう一曲
A Paz
Paula Morelenbaum · João Donato(composer)
歌詞に問題があるのは承知しているが,なんちゃってボサノバのくせに美しい曲である。一部日本語で歌われている。Paula は上手い。坂本龍一君は目が高かった(笑)。

Brigas Nunca Mais
by Paula Morelenbaum
Composer Lyricist: Antonio Carlos Jobim
Composer Lyricist: Vinícius de Moraes
やあ,また懐かしい曲を Paula 姉さんが歌っている。

Samba em prelúdio
Paula Morelenbaum – Joo Kraus – Ralf Schmid
(comp: Baden Powell / Vinicius de Moraes)
この3名のトリオは聞かせるな。

Samba de verão
Paula Morelenbaum – Joo Kraus – Ralf Schmid
comp: Marcos Valle
同じトリオでもう一曲。でも,生録だと Paula 姉さんの音程が安定していないのが分かってしまうか(笑)

Ternura Antiga
Composer: Dolores Duran
Composer: Jose Ribamar
by Paula Morelenbaum
Paula 姉さんの演奏でもう一曲。初めて聞いた。しっとりとしていい曲と演奏じゃないか。さすがジョビンが惚れ込んだ歌姫であることが分かる。
上記の作曲者の表示は別のサイトから拾ったものでいい加減です。

Paulaに対するHMVのインタービュー
 ”hmv.co.jp/news/article/808200050/” で彼女はボサノバ仲間たちの音楽家について面白い事柄を述べている。あまり,楽屋裏の類いは好きではないが興味深い。ジャキス・モレレンバウムは一部のサイトによれば音楽をする側の人間ではないと誤解されてしまうところがあるが,彼自身セロを弾き,妻と共にジョビンの楽団に加わっていた音楽家である。ちなみに小さい頃からクラシック音楽を履践していた彼のボサノバに対する感覚は私と同じである。

O GRANDE AMOR
Lyricist: Antonio Carlos Jobim
Composer, Lyricist: Antônio Carlos Jobim
Composer, Lyricist: Vinicius De Moraes
パウラ姉さんでもう一曲。しっとりと美しい。

Lugar Comum
Composer:João Donato
Artist: Paula Morelenbaum

Melodia Sentimental
Composer: Heitor Villa-Lobos
Artist: Paula Morelenbaum
こういうスローな演奏も彼女はしっとりと上手いな。しっとりという表現が合う歌姫ですね。