□ 最新,良く練習している曲
Stream Alexander.Vlassenkov
Preludio (Saudade) F.Kleynjans
Amertune No.4 F.Kleynjans
Stream は,ベラルーシのホークソングであり,guitar 曲用にアレンジしたのが,Alexander.Vlassenkov だということが,削除された(^^;)サイトのページに載っていましたが,それ以上のことは,私には分かりません。私のお気に入りの Tatyana Ryzhkova(同じくベラルーシの guitarist)の上記の演奏で知ったのです。
guitarist のアレンジらしく,演奏しやすさを優先したが為に,少々違和感のある和音進行もありますし,なんちゃって対位法の変奏部分もありますが(いずれも貶しているわけではありません),なかなか哀愁のある曲です。
Preludio 及び Amertune No.4 も,おなじみのフランスの作曲家兼ギタリストの Kleynjans の作曲にかかるものですが,Kleynjansの曲は,いずれもそう難しくなく,かつ憂鬱な響きを持つものが多く,最近,大変流行っているようです。なかなか良い曲を書いています(前回の「趣味と特技」投稿にも載せています)が,難しくないというところがアマチュアをして無謀にも youtube にアップするという冒険を冒させるようで,聴く方からすると迷惑な限りです(>_<)。
Preludio は,なんとなく東洋的な響きのある曲で,終結部分は,Kleynjans お得意の倍音(harmonics)を駆使したものです。
Amertune No.4 は,変ロ長調の曲で,これまた彼の手なれた近代的なアルペジオにメロディ部分を乗せて行くという手法を使った佳品です。
追伸
「趣味と特技」で引用していた
Francis Kleynjans Lamento
の引用 youtube URLのデータが,いつのまにか消失していたかと思ったら,また,復活したようです。
やはり,この曲は彼(Francisco López)のように guitar を「歌わせる」ことが出来る演奏家であるかないかで大違いです。
これも Kleynjans の作曲で Kleynjans 節が良く出ていますね。
ついでに
Kleynjans は,横笛と guitar の2重奏も書いていて,
Duo Arioso- F.Kleynjans – Aria 1
などは,大変メロディアスな曲ですし,アマチュアにも演奏できるところも同じ。この程度のフルートなら私でも吹けますから。
商売(楽譜の販売)がうまいと評すべきでしょうか。私も餌食になっています(笑)。
こういう曲を聴くと4本の腕が欲しいと切実に思いますね。
ちなみに4本の腕が欲しかった最初の曲がこれです。
Astor Piazzolla Histoire du Tango for Flute and Guitar
Göran Söllscher guiter
Patrick Gallois flute
こいつは十年以上前に取り憑かれたように横笛もギターも練習に励んだものですが調性が乱れる最終章がどちらも手に負えない部分があった(笑)。
インターネットに転がっているこの曲の演奏にはあまり感心できないものが多い,と一旦書いてから更に検索したところ,最初に惹かれたCDの演奏がUpされていました。
Piazzolla: Histoire du Tango (pour flûte et guitare) – N°.1 Bordel – 1900
Piazzolla: Histoire du Tango (pour flûte et guitare) – N°.2 Café – 1930
Piazzolla: Histoire du Tango (pour flûte et guitare) – N°.3 Night-club – 1960
Piazzolla: Histoire du Tango (pour flûte et guitare) – N°.4 Concert d’aujourd’hui
これの vn 編曲で演奏されていて最近感心したのがこれ。
guiter Alexandra Whittingham
vn Esther Abrami
但し,Alexandra Whittingham のギター演奏方法(右手も左手も)は困りものです。よい子の皆さんは真似をしないように。但し,音楽の中身はよいので許しちゃいましょう(笑)。演奏フォームと中身は別という典型みたいな演奏だな。
Chloe Chua (violin) & Kevin Loh (guitar)
Vn & guiter の全曲版ではこちらが凄い。