アクアパッツ

気狂い水?
ではない,なんのことはない。言葉の意味は,沸騰した水,塩水などで魚を茹でる料理のことである。
割とイタリアンには魚を茹でる料理がある。
水か,塩水か,本来海水で茹でた漁師のまかない料理らしい。
これもレシピを挙げるほどのものでもないが,
それと冬の料理と勘違いされる方もいるが,
小生,夏でも作っている。

こつらしきものを

材料
スズキ

その他適当な白身魚

  青魚は使わないが,私は鰯を入れることもある。鰯は三度洗えば鯛の味と言われるようによく洗えば鯛の味にも負けない。但し,身が柔らかい魚だからよほど気をつけなければボロボロになる。
アサリ
  アサリを入れない料理人もいるが,素人が作る場合はアサリ(から出る出汁)は欠かせない。味のベースはこれだと思う。季節外れの場合(アサリの産卵の終わった春先など)の場合は,私は遠慮なく,冷凍あさりや缶詰のアサリを使っている。
ドライトマト
  なければミニトマトでも。これに拘るシェフもいるが,(皮と身の間から出る)だしが出ればよいと割り切ってただのミニトマトでも良いと思う。
ニンニク  潰して放り込む
白ワイン  無くても
ケイパー  無くても
オリーブ  無くても

作り方のこつ
フライパンや平鍋で最初にオリーブオイルを熱して大蒜を放り込んでその匂いをつけ魚を焼く。
焦げ目を作るのである。これが大事。魚を煮るだけではただのイタリアンの煮魚料理になるだけだ。
焦げ目ができたら,一旦,魚を取り出して(鍋底から剥がすと崩れそうなイワシはそのまま鍋に置いたままでもよい。),鍋底の油をペーパタオルなどで吸い取る。拭いて鍋底の焦げ目を取っては駄目である。
ベーパータオルに余分な油を吸わせる感じで良い。後は,白ワインを煮立たせて,材料全部を鍋にいれてガーと煮るだけである。
最後は,塩とこしょうで味を調えるだけ。

だと記憶している(笑)。酒を飲みながら造るので記憶が曖昧である。