□ 古くさいと直ぐ忘れられた音楽家
酷い言い様の項だ(笑)
Max Bruch
1838年1月6日 – 1920年10月2日
wiki によれば,彼は,”後年少数の作品↓を除いて急速に忘れ去られ、今に至るまで復権はなされていない。その理由の一つは、彼のスタイルが晩年には完全に時代遅れになっていたことであり。”と酷い言われようである。
でも,いいじゃないか。時代錯誤と言われようとこんな名曲を書いているんだから。
音楽史に大音楽家と言われるのは,大体,時代を超越した人々である。そうでないのはそうでなかったからという単純な理由によるものである。それに大音楽家でも同時代人からは古くさいと言われた例(あの Bach さえも長く忘れられていたのであるから)がいくらでも挙げられる。
Violinkonzert
Hilary Hahn
Frankfurt Radio Symphony ∙
ハーンは,非常に上手いと思うが,どうもあまり好きになれない。いつも演奏の際は,厳しいというか苦悶の表情だし,いつも眉間にしわが寄っている。楽しそうに演奏しているのを見たことがない(という本質的でない批判を:笑)からだし,その表情のとおり厳しい音楽しか出力されない。ヴァイオリニストを目指していたから(4,5才の頃:笑)Vnの演奏家には辛いのである(笑)。でも,この曲の演奏は認めざるを得ない。ツボにはまるというのはこの曲とこの演奏家だろう。
オケも生き生きと演奏しているし。
Daniel Pio Dal Barba
1715年5月26日 – 1801年1月2日
Violin Sonatas
イタリアの作曲家、ヴァイオリニスト、歌手と wiki にある。
このヴァイオリンソナタで有名というか,他はあまり演奏されない。
でも,いいじゃない?
Arietta, Op.43
Paul Becker(composer)
a small neo-Baroque da capo-Arietta
と書かれている。本来はオーボエの曲?最近よく聞いている曲。
作曲家は1960年にオランダで生まれ,彼は20代前半から音楽を作曲しており、オーボエと弦楽オーケストラのための曲、ソプラノ、チェロ、オルガンのためのアヴェ・マリア、そして短いピアノ曲など、彼の作品のうち3曲が公開コンサートで演奏されている。 作曲家として彼は独学で長年にわたって約 60 曲を作曲しているとある。
ここにおいておくのが相応しいか少々疑問もあるが。
古めかしいいが良い曲だ。