牡丹
これも初心者らしく,赤花と白花の二種の派手な大輪を育てたが,そのうち無くなった。
白花は,人に貸していた土地のことなので原因は不明だが,どうやら勢いのついた夏みかん,否,ツツジの日陰になったかららしい。
↑ 写っているのは虫めづる姫と白花の牡丹である(笑)
赤花(別稿に写真を載せてある)はもともとあまり日照のよくない実家の庭に植えたので衰弱したらしい。
牡丹は,売られているものは,すべてといってよい程,台に芍薬を使っているが,同じ仲間であると言っても,草(芍薬)に木(牡丹)を接いでいるからもともと強くない。
だから,園芸本を見ると,必ず台木から出る目を摘み取れとか接ぎ木部分を土で覆って牡丹本来の根(自根)を出させろと書いてある(知っていた)。
一応上記は弁えていたから,大きな石で苗の周りを囲って花壇を造り,「堀り上げた土に完熟堆肥や腐葉土をどっさり混合し,つぎ木した部分が地面より上に出るように浅く植えつけ,さらに株のまわりに10cmほど,土をかぶせます。」という本の説明(本の解説は矛盾していないか)をそのまま実行した。
但し,最近牡丹のサイトを見ていたら,本来の牡丹の根が出ても1年で1cm程度しか伸びないと書いてあるじゃないか。知らなかった。飽きやすい素人園芸家(私です(笑))には似合わない木であるようだ。
要するに1,2年は接ぎ木部分に土をかぶせたが,腐葉土が腐ってくると土の部分が下がって接ぎ木部分が土より上になってしまい,土から出てしまうのを放置したのだ。要するにあまり高植えは宜しくないのだろうか,飽きっぽい園芸主はそれ以上手をかけなかったのである。