自己紹介
父方を4代遡ると出自は,今の富山県砺波市になります。北海道出身者の間ではルーツ探しが盛んですが,そこでは「藤本」姓ではなく「藤元」姓であったようで,曾爺様が隣部落の美人で名高い曾婆様と駆け落ちしたので姓を誤魔化す必要があったせいか(笑),はたまた,田舎の戸籍官吏同士の連絡が不十分だった証でしょうか,戸籍の訂正もないまま100年以上が過ぎています。私の出自はどうでもよいので(笑),経歴は以下のとおりとなります。
昭和53年:司法試験合格
昭和53年:中央大学卒業
昭和55年:弁護士登録
以下,弁護士会での履歴省略:覚えていない程多いので(笑)省略をいたしました。
よく同業者間では多重債務者をもじって「多重会務者」という言い方をしますますが,将に,そのようなものでした。
平成13年:総務省電気通信事業紛争処理委員会特別委員就任
平成17月:裁判官任官
平成27年:同依願退官
平成27年12月:弁護士再登録
・千葉県との関わり
堅苦しく書けば,経歴は,以上のとおりとなりますが,生まれは今の札幌市豊平区,4歳の時に親父の転勤に伴って松戸へ,船橋市へとその後はずっと千葉県民です。例えば,中学校は市立二宮中学校,高等学校も県立船橋高等学校などです。
少々変わり者であることは,総務省特別委員会の特別委員をしたり,弁護士→裁判官→弁護士という経歴の示すとおりです。
なお,任官前の弁護士時代には,一般の民事家事事件の他に,大きい銀行から小さい信用組合の代理人や保険会社の代理人を務めたり,上場会社数社の株主総会指導をしたり,団地管理組合の指導をしたりと,まあ,特殊な仕事もしておりました。その他,裁判所から破産管財人として任命されて神戸のゴルフ場の清算をしたり(大変でした。),また,いわゆるエイズ訴訟の原告代理人弁護士として稼働したり(人間として大いに鍛えられました。)しておりましたが,その後,一念発起して裁判官を約10年間勤めた結果,通常の事件(民事通常事件,行政事件,破産や民事再生等の倒産事件)についてもブラッシュアップをして,弁護士に戻ってきましたので,ご依頼者の皆様のお役に立てる経験を積んだかなと考えております。
特に自信のある分野について
取扱分野は,別のリンク先に記載したとおり,普通の弁護士なら誰でも扱う分野の他に,特殊または得意な分野としては,銀行など金融機関との折衝や訴訟事件,破産再生等の倒産事件,マンション関連事件などです。
また,裁判官として,破産や民事再生を専門にする部門に2年間おり,また,通常部に合計6年間おりましたので,民事全般や倒産事件に関しては専門性を持つと言えるでしょうし,過払金訴訟,交通事故訴訟や建築訴訟など民事一般の訴訟は辟易する程(笑)担当しましたので,これも普通の同業者よりは少しは詳しいかもしれません。
著書
・マンション管理紛争解決マニュアル(共著) 自由国民社
國重慎二弁護士との共著で,本来,マンションの理事者向けに書いた本ですが,弁護士や宅地建物取引主任者らにも評判が良かったようです。
・法律事務所のためのパソコンマニュル(共著) 第一東京弁護士会
前に所属していた弁護士会の委員会活動の一環として書かれたもの(共著)ですが,この種のものとしては長く改訂が続けられ好評を博しているものです。
・その他
電子署名法概説